経営判断のバランス
おはようございます!
札幌の社労士オフィスONE
沢田です(^^)
本日は「経営のバランス」ということで
先日ある介護事業所様に訪問しました。
目的は処遇改善加算の取得に向けてです。
その経営者様はとても熱い方で従業員想いでも
ある素敵な方でした(^^)
しかし、処遇改善の話しになるとなんとなく
表情が冴えなかったので伺ってみると
「市の人に処遇改善は取ってくださいよ。
と言われたりするので、取ろうと思うが
利用者さんの中には、生活保護を受けずに
生活保護以下の生活を送っている方もいる。
その方々から小額とは言えこれ以上の値上げを
するのは気が進まない」
と言うような返答でした。
なので私は即座に
「利用者さんの事を第一に考える姿勢素晴しいです。
処遇改善加算は必須で取る必要はないので
取らなくても全く問題無いですよ(^^)」
と伝えた上でさらに
「ただ、それだと従業員さんはどうなるでしょうか?
処遇改善加算を取得して従業員さんの給料を上げる。
結果的にやりがいが出て、利用者へのさらなる質の
向上にはつながればお互いハッピーじゃないですか?」
という主旨をお伝えさせて頂きました。
そうしましたら
「そうですよね。よし!やります!!」
と氣持ちよくいっていただきました。
有難いです(^^)
こういう経営者さんの心意気は凄く好きなので
ついつい応援したくなります。
ただし、一方だけを見るのではなく
お客様
従業員
社会的
この関わる3者にとって何が一番よいのか?
という判断基軸でみていただくのが
よいのではないかな。と思います。
これが「三方善」です。
よし!本日も20時まで研修ですが
やりきります!!